旅3日目、天孫の地と絶景の日向

本土最南端を目指す旅の3日目。

道の駅かまえで目覚めてまず目指したのが瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)の埋葬された地と言われている場所へ。ニニギノミコトとは出雲神話で大国主命に国譲りをさせた天照大神が地上に遣わした孫でいわゆる天孫降臨ですね。

宮内庁の場所参考地となってるとか。私的にはあまり心理的なものは感じなかった。

日本書紀の記載や言い伝えとかで明治初期に決められたらしい。

そして、明治の元勲の西郷隆盛が西南戦争で敗れて軍の解散を宣言した地でもあるとか。

敗戦した西郷隆盛は軍に一息入れさせるために天皇家のご先祖であるニニギノミコトが眠る地だと明治政府軍は攻撃できないだろうとこの地に立ち寄ったとか。

ここに西郷隆盛陣屋跡資料館があって楽しみにしてたんですよ。

だけど、館長さんに県内の人限定の施設だからと入館拒否された。

なんだ!そんな情報はどこにも出てなかったけど。なんか嫌な気分になったよ。

まぁ、そんなヤツのことをいつまでも引きずっても仕方ないから、気を取り直して次の目的地へ

大御(おおみ)神社へ。ここは天照大御神を天孫のニニギノミコトが祀ったことから始まる神社で日向伊勢とも言われているとか

この神社の場所は5000年前から龍神信仰があったらしく、境内の鵜戸神社のお社↓

振り向いてみると龍が昇っているように見えるとか↓写真が下手だけどパンフのは昇竜に見えなくもなかった(笑)

また大御神社には、君が代に出てくる“さざれ石”のある場所だとか。さざれ石(細石)は小さな石だけど長い年月で固まれば、巌(大きな塊)になるよというのが君が代の歌詞。

なるほど、と思って御朱印をもらう時にさざれ石のストラップも買ってしまった。

次に向かったのが、この神社から10

分ほどのところにある日向岬の馬の背。

↓の写真が馬の背。行く前までは写真を見て瀧だと思い込んでたんだけど、二つの山の間の谷に海水が流れこんでる景色。

さらに2分ほど進んだら日向岬。風が吹き抜けて気持ち良い。

しかも、瀬戸内海ばかり見ている私には水平線が見える海というのは新鮮なんだよね。

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