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2023年旅始め1日目。歴史は創作されている。

2023年2月の旅に思い立って出版したんだけど、目的地は東。広島から東へ向かうけど、結構遠い。

とりあえず1日目は移動日で終わりそうなんだけど、facebookでお城好きのグループに入っているんだけど、そこでは岡山城がリフォームしてオープンしたということでいろんな人があげていたんで、立ち寄ることに。

たしか岡山市は4年ほど前に来ているんだけど展示内容とかあまり覚えてない。お隣の日本三大庭園の一つと言われる後楽園がメインでついでに岡山城もという感じでやったからだろうけど。

今回はお城だけをじっくりと見学。というのも出発が昼だったんで着いたのが4時で城しか見る時間がなかったんだよね。

岡山城は漆の黒い姿から烏城と呼ばれていているとか

金のシャチホコもあったりで、実は名古屋城よりも敷地が広かったとか、格式はかなり高い城だったとか。

天守閣は戦前までは国宝の現存店主だったのがアメリカの空襲で焼けたから、現在は鉄筋コンクリートの復元天守。中の展示は岡山県出身の歴史学者の磯田道史さん監修とか。

岡山城は宇喜多秀家、小早川秀秋、池田恒興と関ヶ原合戦で大きな役割を果たした大名が城主となった城で、展示も関ヶ原の因縁という感じが多かった。

関ヶ原で西軍の実戦部隊の最大兵力で戦った宇喜多秀家が改易され、西軍から東軍へ乗り換えた小早川秀秋が恩賞で岡山入り。その後小早川秀秋が早死にして池田家が岡山入りしたとか。

中でも面白かったのが、小早川秀秋が西軍を裏切る時に、優柔不断な秀秋は決めかねていて家康が鉄砲を打ちかけてようやく裏切りを決めたと言われてて、そのシーンが関ヶ原を扱う映画やドラマでは必ず大きく描かれているんだけど、最近の歴史研究ではソレは後世の創作された話だというのが定説になってきてるとか。実際は戦端が開かれたらすぐに東軍側として戦闘に加わったということのようで、家康が催促したとか脅したとかいうのは作り話の線が強いらしい。

歴史は江戸時代に創作物でかなり脚色されて伝わってるからね。

岡山城をもっとゆっくりみたかったけど、17時30分前に閉館アナウンスに追い立てられてしまった。

↓ちょうど夕日の時間で、久しぶりに夕日を拝んで

岡山城からさらに3時間ほど走って、今夜のお宿は兵庫県の道の駅みき。

お弁当はラムーの税込198円のノリ弁当

1日目のルート 走行距離254km

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