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”終わった人”とはなんだろ?

土曜日の今日は二日間降った雨も止んでそこそこな天気。

ウダウダ生活を二十日間続けたから身体が鈍ってるようで、お山に登るのに汗もかなりでるけど息はそれ以上に上がる。湿度と気温が高めなせいかな?

息が上がるから多めに休憩を。

今日の本のお供は”終わった人”2018年に映画化もされた作品らしい。

東大出てメガバンクの役員寸前まで行ったけど子会社に飛ばされたまま定年へ。定年になったけどやることがない。プライドが邪魔してそこらのジジババと同じ部類にはなりたくない。そんな男の定年後の活動の話。

グダグダと言ってるけど、この男は厚生年金と企業年金で年に500万ほどの年金が入り資産は1億3千万ほどあるとか。。

だけど定年したらエリートな自分の承認欲求が満たされない。。。で悩む話。

 

ほとんどの人で年金額が年に年200万以上の人は少ないと言われているこの時代に何を言ってんだ?

エリートにはエリートの悩みがあるということなんだろうけど、前半からこのジジイ!不幸のどん底に落ちろよ!という思いでいっぱいに。

全く感情移入できなかったよ(笑)

人を見下して生きてきたこういう奴らはかなりいるんだろうなぁ。いわゆる上級国民というやつなのか?

とは言ってもエリートだから幸せだと言えばそうでもないらしい。ちょっと前には事務次官までした人が、自分の引きこもりの息子が殺人を犯すんじゃないかと思って他人に迷惑かける前にと自分の息子を殺した人がいたよなぁ。又は交通事故を起こして人を跳ね殺しても車が悪いと言い張ってた事務次官も。結局は80過ぎて刑務所へ。

エリートはエリートであらなければならないというプレッシャーがあるんだろうけど、それは自分が他人よりも立派だという思考回路のものなんだよね。あんまり同情する気になれないよ。

まぁ、幸せかどうかはその人の気の持ちようで、他人と比べて優位かと考えている時点で、、、と思うけどね。

女性なんかはマウンティングの生き物と言われてるけど、男の出世争いとかはさらに酷いだろうしね。

群れなす動物は、すべてマウンティングするんだよね。

他人の目を気にせずに生きている人っているのかなぁ?

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