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アオハルは誰にでもあるものではない

金曜日の今日は雨上がり。昼からは雨が上がるという事でお山へGO

雨上がりの山歩きが結構好きなんだよね。人がいないというのもあるんだけど、蒸気が上がる感じとか、丑三つ時感という感じがなんとなく神秘的でね。

美人の幽霊さんとかが出てきてくれたら取り憑かれようが取り殺されようが、喜んでホイホイとついていくんだけど、残念ながら出てこない、、

この最近の山遊びのお供はオーディブルでかの”ソロモンの偽証“だいぶ前に映画化されてて、テレビでやってたのを見て面白かった印象はあるんだけど、細かいところはあまり覚えてなかった。で聞き始めたんだけど、はっきり言って長い。1部、2部、3部で構成されててそれぞれが上下に分かれているから普通の本の6冊分。初めのうちは盛り上がりも少なくて途中リタイアしようかと思ったんだけど、話が進むに連れて入り込んでしまった。

思春期の大人へ進む反骨心と生真面目さの狭間で悩むお年頃。取り巻く大人達を巻き込んでの青臭い茶番劇という感じかな。

面白かったんだけど冷静に考えると、生意気なクソガキの自己満足に付き合う物分かりが良いフリをする大人達ってバカなの?と思うんだけどね。

だけど、こんな全力で向き合う青春という時間を過ごせるのは羨ましいという感があるよね。

私が中高生の頃は真剣にそういう事に向き合う奴ってみっともないというか恥ずかしいという感じが強かったから、完全燃焼の青春を過ごしてないんだよね。部活なんかも実質的に帰宅部で、サボって帰るのがカッコいいという思いだったし、一生懸命してるヤツはダサいという風潮だと思い込んでたんだよね。だから何かに真剣に取り込んだりしなかった。。今からしたらバカで無知だったと思うし、その延長線上で今もバカで無知を続けてるし。。

アオハルを全力で生きたい奴が羨ましいしと、、

こういう思春期の思いを扱った本を読むと、今からでも青春をやり直したいと思ったりするよ。

今から青春デビューしようかと!

 

 

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