スポンサーリンク

妄想族の集う学問

土曜の今日は曇り空。明日は雨らしくて湿度も高め。

今日もお山へ。気温は高くないけど湿度が高いから汗だくになりながら山頂へ。

今日の山頂は特に人が多い。そそくさとお昼ご飯を食べて下山へ

 

昨日、学校で受けた”先史時代の考古学”の講義はなかなか面白かった。

博物館とかだと、推測に推測を重ねた展示が多いけど、昨日の先生は分からないことは分からないとハッキリと言ってくれてた。例えば竪穴式住居でどこの博物館でも同じようなものを復元しているけど、実際には床が掘り下げられる事と柱があった穴の跡くらいしか分かってないんだと。上がどんなふうに作られていたかなんて分からないんだと。私もずっと疑問に思ってたんだよね。屋根がすごい技術で組み立てられてたりとか。茅葺きだったりで。。ひどいところの竪穴式住居の展示だと和歌山県の考古博物館だったかな、、竈門があって鉄製の羽釜が置いてあったりしたしね(笑)

博物館での考古学の展示って推測と妄想を形にしてるだけで、ほとんどがデタラメなんだと思っていたんだよね。こんな生活してましたとかって、、麻の服を着ていたとか、動物の毛皮を着てたとか、、、ほとんどがアフリカとかアマゾンの奥地とかで狩猟採集生活を現代でも続けてる人を観察して当てはめてるようだけど、何千キロも何万キロも離れていて、環境も全く違う場所の人たちと同じような生活なわけないしね。

簡単に言えば考古学は妄想の学問なんだろうね。

新しい発見があったら、その時までに創られてた妄想が一変したりするからね。

それだけに発掘という証拠固めをして妄想を事実に近づけていこうとしてるんだけどね。

妄想の学問だから、素人な人たちも好き放題に妄想して楽しめるんだけどね(笑)

同じ妄想をするにしても、少しでも多くの知識を取り入れて妄想したいもんだ。

コメント

  1. がだ より:

    麻の布が発掘されたから縄文人絵の服装が麻の服に変わったんだよ。
    模様は土偶や漆器からの推測なんでほんとうにそんな模様だったのかはわからないのは確かだけど。
    下手に推測絵など書かない方がいいのかもしれんが