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あのお祭り騒ぎはなんだったんだろう?

火曜の今日はチビチビ雨。天気予報だと1時間毎の降水量は0.1mmだとか、、そんなの雨のうちに入らんということでお山へ。

他にも山に出てる人もチョコチョコといたんで、お馬鹿さんは私だけでないということで少し安心したり。

登山のお供は、この前から浅田次郎の壬生義士伝を読んでたんだよね。だいぶ前に中井貴一と佐藤浩一で映画化されてたやつで、私はこの作品がかなり好きなんだよね。で、今回初めて原作を読んだんだけど、映画よりもかなり重厚な内容で面白かった。

映画では年を取った新撰組の斎藤一役の佐藤浩一が孫を町医者に連れて行ったら、そこの医者が中井貴一演じる吉村貫一郎の脱藩前の上司の息子だったことから、吉村貫一郎のことを思い出して語るとストーリーだったんだけど、原作では作者が吉村貫一郎のことを聞いて回るというストーリー展開だった。物語の進め方は永遠のゼロと同じような感じで、原作の方がいろんな人の目線で話が進むしその人物の維新後の生き方なども語られてたから面白かったよ。

武士とはなんだったんだろう?幕末からの維新騒ぎはなんだったんだろう?とか、いろいろ深く描かれていた感じで良かった。

中高生の頃に司馬遼太郎を読み漁ってた私は司馬史観に洗脳されてたんだよなぁ。

しばらくは浅田次郎の作品を読み込んでみようかなと、つぎにプリズンホテルを読み始めたところ。

多分、永遠のゼロよりも壬生義士伝の方が古い作品だろうから百田尚樹がパクったんだろうかな?いや、昔からある手法なのかな?

百田尚樹は永遠のゼロを読んだ時に感動したんだよね。で、そのあと何冊か読んだんだけど、永遠のゼロ以外は駄作だと感じたんだけど、、しかもこの人は政治的な発言もよくしてるけど、私的にはちょっとピントが外れたことを言ってるように思えたり、また陰険な個人攻撃をしたりするような印象があるんであまり好きになれないんだよね。

 

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