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ワンパターンは正義。絶対に裏切らないからね

日曜の今日は30度超えの予報。だけどまだ湿度が低いのが救いかな。

今日も飽きずにお山へ。今日の登山のお供の読書は”鴨川食堂”

この本はシリーズ化されていて10冊ほど出ているらしい。お話はショートストーリーの1話完結ものが一冊に5話ほど入ってる。

思い出も食べ物を探し出すという”食の探偵”というのを親娘でやっていて、依頼者が何十年も前に一度食べたきりだけど忘れられない食べ物を再現してほしいと依頼しにくるというもの。娘が依頼者から話を聞いて父親が現地に行って聞き込みなどをしてその食べ物を再現するという話。話はそれぞれ依頼編と解決編に分かれていて、解決編ではその依頼された食に心が温まる隠れたエピソードがあるのを依頼者に披露するというもの。

全くもってしょうもないワンパターンな話ばかりなんだよね。だけどもなんか面白い。癖になる感じなんだよね。

一つの話が終わった時の感覚としては、ちょっと前に流行った深夜ドラマの”深夜食堂”に似た感じがあるんだよね。ほんわかと心が温まる感じだよ。

だけど普通に考えたら、何十年前に亡くなった母親が作ってくれたチャーハンを再現してくれとか、父子家庭で父親が中学生の時に毎日作ってくれた海苔だけで具のないノリ弁を再現してくれとか、、絶対に無理だと思うんだけど、、お店とかでその店が無くなったけどそれを再現してほしいならなんとかなるかもだけどね。なんかムリクリな話の流れで、、一度くらいはこんな味じゃないぞ!というのがあっても良いと思うんだけど(笑)まぁ、そこは時代劇で将軍様が絶対に悪者を退治するのと同じことなんだろうけどね。

ワンパターンは安心できて正義なんだろうなぁ。

だけど、3冊目まで入ったところでお腹いっぱいになってきたけどね。

だけど、美味しそうな食べものの話を聞きながら山頂飯は今日もおむすび。天かすと紅生姜と麺つゆで作った悪魔のおにぎり。

これも最近のワンパターン。だけど、いつもの味は裏切りませんなぁ

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